深い虫歯でも神経を残せる?歯の寿命を延ばすMTAセメント治療
歯の神経(歯髄)には、痛みや温度を感じる働きだけでなく、歯に栄養や水分を届けて健康な状態を保つ大切な役割があります。
そのため、神経を残すことができれば、歯がもろくなりにくく、長く自分の歯を使い続けられる可能性が高まります。
また、冷たいものや温かいものを感じることで異常を早期に察知できるため、歯のトラブルを見つけやすいという利点もあります。
一方で、神経を取る治療が必要になる場合もありますが、一度神経を取った歯は栄養の供給がなくなるため、
時間の経過とともに割れたり欠けたりするリスクが高くなることがあります。
そのため、神経を安全に残せる状態であれば、できるだけ保存することが歯を長持ちさせるために大切です。
そこで当院ではMTAセメントという特殊な材料を使って歯髄神経の保存療法をおこなっております。
MTAセメントは、歯の神経(歯髄)をできるだけ残すために使用される歯科材料です。
虫歯が深く神経が露出してしまった場合でも、MTAセメントを用いることで神経を保護し、
炎症を抑えながら歯が自ら修復する力を助ける働きがあります。
そのため、神経を取らずに済む可能性が高まり、歯本来の感覚や寿命を維持できることが期待されます。また、細菌の侵入を防ぐ性質にも優れているため、治療後の再感染のリスクを減らし、長期的に歯を健康な状態で保ちやすくなります。
この記事の監修医 金子潤平
略歴
- 1999年3月
- 大阪歯科大学 卒業
- 1999年4月~2002年3月
- 井上歯科クリニック 勤務
- 2002年4月~2005年3月
- 川嶋歯科医院 勤務
- 2005年9月~2015年4月
- 医療法人西村歯科 勤務
- 2015年5月
- かねこ歯科診療所 新規開設
所属・資格
- 日本臨床歯周病学会 認定医
- 日本歯周病学会 会員
- 日本口腔インプラント学会 会員
















